父について 日記
昨日は父の日だったそうな。
父の居ないわたしからすればあまり関わりのない一日で、MTVのテロップで知る始末であった。
生みの父、育ての父、どちらも上手くいかなかった。
よい思い出もあれば、その反対も当然残っていて、
どちらとも後味の悪い、すっきりしない別れ方をしたままだ。
ねぇ、下の荷物どうするの、いつになったら取りに来るの。ママに借りたお金はいつ返すの。
なるべくなら会いたくない、ただしっかり終わりにしてほしいのだ。貸し借り無しにしてほしいのだ。
ひとり頑張るママは最近子供の顔を出す頻度が多く、わたしはどうしたら良いのかわからない。今日もまた右腕に痣と傷が増えた。
はやく新しいひとが見つかればいいのに。
今度はひもじゃなく、それなりの収入をきちんと入れて、家事も動物も好きで、やさしくユーモアがあり、本当の意味での愛を試みて、母を大事に支え、守ってくれる、"お父さん"。